小説レビュー

よしもとばなな

吉本ばなな「デッド・エンドの思い出」

2003/12/1    

人の心の中には どれだけの宝物が 眠っているのだろうか-。つらくて、切なくても、 時の流れの中で 生き生きと輝いてくる 一瞬を鮮やかに描いた 5つのラブストーリー。   きちんとしあわせを書こうとする ...

乃南アサ

乃南アサ「風紋」

10年ぐらい前に書かれた本のようだけれど、なんだかとても新しい感じがする。 やはり乃南アサは偉大だ! 好きな作家は何人もいるが、文句なく「この人はうまい!」と思えるのは、乃南アサと宮本輝かな。   事 ...

本多孝好

本多孝好「Fine Days」

一年以上前、知り合いに本多孝好という名前を聞いた。 「結構上手いよ。書いていく上で参考になる作品だと思う」というように紹介された気がする。それからなんとなく気になっていたものの、手に取る機会もなく、す ...

野中柊 エッセイ

野中柊「テレフォン・セラピー」

2003/9/5    

最近一番良かった本は?と聞かれたら、この本を真っ先に挙げる。 小説は好きだけれど、エッセイはほとんど読まない私にしては珍しく手に取ったエッセイ集。 柊さんの「草原の輝き」という小説は人に薦めるほど大好 ...

その他 純文学

辻仁成「白仏」

2002/6/30    ,

辻仁成の作品は不思議にとても上手いものと、とても下手なものがあるような気がする。 段々上手くなっていくとか段々下手になってくるとかではなくて、かなりばらつきがあるのではないかと思う。 この作品は上手い ...

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