レビュー

窪美澄

窪 美澄「晴天の迷いクジラ」

「ふがいない僕は空を見た」の窪さんの2冊目の単行本「晴天の迷いクジラ」を読んでみた。 今年の本屋大賞にノミネート中らしい。 二冊目を読んで確信。私は窪さんの作品の世界観が好きだ。   4つの連作短編 ...

エッセイ

下川 裕治「「生きづらい日本人」を捨てる」

2013/3/8    

朝日新聞に広告が載っていたんだったか、タイトルが気になって手に取ってみた。 別に私は日本を出たいとは思わないけど......。   旅先で出会った9人についてのエッセイ集 この本は、旅行作家の筆者が、 ...

それ以外の本

タル・ベン・シャハー「ハーバードの人生を変える授業」

2013/2/25    

小説のあいまに、こんな本も読んでみた。   52章からなる、人生を変えるヒント集 52章からなる、人生を変えるヒント集、みたいなもの。 各章、3ページずつくらいなので、ひとつひとつを掘り下げているとい ...

その他 エンタメ

沼田まほかる「痺れる」

2013/2/25    ,

知り合いに薦めてもらい、初めて沼田まほかるさんの本を読んでみた。 コアなファンがつきそうな作風 ホラー大賞でデビューした人らしい。ホラーは苦手なのもあり、今まで全然知らなかったが、調べたら、去年は本屋 ...

その他 エンタメ

喜多川 泰「「また、必ず会おう」と誰もが言った。」

以前、電車の広告で見て、素敵なタイトルだなと思い、メモしていた本。 今年に入って時間がようやくできてきたので、過去数年分の「気になっていたもの」に手を出し中。   文学ではない。自己啓発小説 小説なの ...

道尾秀介

道尾秀介「光」

道尾さんの小説をまた手に取ってみた。   小学生を主人公にした健全で明るい作品 今度は、小学校高学年か中学生の夏休みの宿題の「読書リスト」に入ってしまいそうな、小学生を主人公にした、非常に健全で、明る ...

それ以外の本

「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」

2013/2/3    

小説ではないけれど......iPS細胞を開発し、ノーベル賞を受賞された山中信弥氏のインタビュー本を読んだ。 色々なジャンルの本を読むと、刺激になっていい。   iPS細胞について文系人間にも分かる ...

道尾秀介

道尾秀介「光媒の花」

非常に良質な文学作品 道尾さんの作品は、なぜか今まで敬遠してしまっていたところがあったのだけれど(難解な小説というイメージが強く)、最近の書評などを見ると、「書くごとに成長し、変化している作家」らしく ...

エッセイ

箭内博行「約束の島、約束の祭」

2013/2/1    

今、沖縄の島を舞台にした作品を書いているので、もともとはその参考文献として手に取った本。 普段、そういう小説の参考に読んだ本は、敢えて人に教えたりしないのだけれど、この本は良かったので、ご紹介! 沖縄 ...

その他 純文学

辻内智貴「野の風」

2013/2/1    ,

辻内さんの作品は、なんとなくすっと自分になじむ感じがする。 エンターテイメント的な、ストーリーの起伏はないのだけれど、人と人が出会って、ただしゃべっている感じとか、ぼんやりと景色を見て何かを思う感じだ ...

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