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市川拓司「いま、会いにゆきます」
今更なんだけど、でも、すごく良かった!やはり市川さんは才能にあふれた人だなぁ。 この本って、同時期にブレイクしたというだけで、「世界の中心で愛をさけぶ」と並び評されてしまうことが多い気がするけれど、ぜ ...
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「小松正史コンサート 初秋の宵どきピアノ」
2005/9/17 美術などレビュー
今日は、友達の友達の知り合い(?)の方のピアノコンサートに行ってきた。 ピアノのコンサートに行くなど、子供のころ以来ではないかと思うけれど、やっぱり生の音楽はいいなぁと感じた。バンドやギターや歌だけで ...
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野中柊「ひな菊とペパーミント」
久しぶりに柊さんの小説を読んだ。 私は柊さんの本の中では「テレフォン・セラピー」というエッセイが好きなのだけれど、そのエッセイの柔らかい空気をそのまま物語にしたみたいな、心地よく善意に満ちた話で良かっ ...
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小説の舞台
2005/9/10
文学賞の締め切りがあると、分かりやすくブログの更新が途絶える(笑)今月は8日に一本出し、あとは月末。 分かる人には何の賞か分かってしまうと思うけれど、ま、いいや(特に8日なんて中途半端な時期の締め切り ...
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地底音楽堂計画
2005/8/26 美術などレビュー
ジオサイトプロジェクト第四弾の「地底音楽堂計画」に行ってきました。 前、プロジェクト第2弾「沈黙のシールドマシーン展」には行ってきたのですが、今回はもう共同溝が開通し、「トンネルウォーク」ができるよう ...
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矢沢あい「NANA」
2005/8/26 小説以外
久しぶりにマンガにはまった。 中高生に人気とさわがれていたものなのに、私って案外精神年齢低いのかもしれない......。いやぁ、普通に楽しく読めてしまった。 少女マンガなのでやはり中心は恋愛の話。でも ...
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白岩玄 「野ブタ。をプロデュース」
このあいだ書いた「人のセックスを笑うな」と同時に文藝賞を受賞した小説。 「コミック世代」だ、「軽い」だ何だと言われながら、芥川賞の候補にまでなり、今度は亀梨和也(KAT-TUN)、山下智久(NEWS) ...
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読書の効能?
2005/8/15
今日、朝日新聞の記事に、活字離れは子供より親の方が深刻ということが書かれていた。 確かにそうだよなぁ、子供には「学校の図書室」があったり、「読書感想文」があったりするけれど、大人にはないからね。 ただ ...
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「人のセックスを笑うな」山崎ナオコーラ
この題名は成功しているのか失敗しているのか......。やはりそのあたりが気になってしまう。 正直、この作品はこのタイトルでなければ受賞しなかっただろう(これは去年の「文藝賞」受賞作)。でも、このタイ ...
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安達千夏「あなたがほしい」
七年前の「すばる文学賞」受賞作。 五年前から「すばる」の受賞作を読むようにしているので、最近のものはほとんど読んでいるのだけれど、新しいのを読みつつ、たまには遡って。 デビュー後生き残れる作家 ど ...