過去Diary

時は積もる

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 8日ほど、イタリアに旅行してきましたた。「学生時代最後の夏」なので、悔いなく思いつく限りのことをしようと焦っています(笑)
 
 ヨーロッパに行ったら、革製品とか、香水とか買うのもいいですが、やっぱりするべき事は、歴史を感じられる場所に行くことと、教会を見ることですね。

 ローマなんて、遺跡がそこら辺ごろごろありそうだし、特に珍しいものでもなさそうに、1000年以上歴史のありそうな建物が建っていたり、住むには不便きわまりなさそうですが、訪れるには、いい町です。たくさん時間をかけて、ただの石ころのようになってしまった遺跡をぼんやり眺めて、古代を想像していたいですね。・・・あまり女の子らしくない趣味かな・・・(^^;)

 でも、遺跡は面白い。建物の装飾部など、余計なものからどんどん時間は削り取っていく。一番最後に残るのは、土台。根底部。・・・歴史。教わる歴史というのは、何か目立ったもの。本当に数えきれるぐらいの、英雄の話、戦争の話。でも、それは本当は「表象」なのではないだろうか。本当にそこにあったものは、飾り気のない「日常」・・・だから、ただの石になってしまった、「美しかった」建物というのはいい。・・・神聖な場所、とされていて、「庶民」は入れなかったような場所に、土足で踏み込んでいく。時間が、力など壊してしまえる、と見せてしまうのもいい。

 古代ローマの頃に建てられた「コロセウム」を見た。その周りは今はぶつぶつ穴が空いている。それは、第二次大戦の時に、鉄が不足して、兵器の材料として、抜いてしまった跡なのだそうだ。昔のままのようでいて、そこの周りにも時の流れがある。逆に、新宿の高層ビルの真ん中にも、微かに古代が眠っているかもしれない。時は、どこにでも降り積もっていく。それを感じていたい。そして、降り積もる時の重さに、身動きがとれなくなってしまわないように、活動的でいたい。

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