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森絵都「みかづき」
久しぶりに小説の感想をアップ。 森絵都さんの作品は以前から好きなのだけれど、この作品も衝撃的に良かった。 「登場人物が本当にいるよう」とか「生きて思考しているよう」なんて生易しいものではなくて、登場人 ...
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宮部みゆき「火車」
すごーく前、伊豆文学賞をもらったときに副賞としてもらった「新潮の100冊」のなかに入っていて、なんか捨てられずにいた本を今更ながら読んでみた。 宮部みゆきは(って、なんで宮部さんだけ、呼び捨てなんだろ ...
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桜木紫乃「蛇行する月」
桜木さんは、「ホテルローヤル」が直木賞を受賞したとき、ちょっと読んでみたのだけれど、図書館で借りてしまったので、期限に間に合わず、やむなく途中で返却……。 ただ悪い印象はなかったので、改めて読んでみた ...
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綾瀬まる「あのひとは蜘蛛を潰せない」
今年、「いい作家を一人見つけたぞ!」という手ごたえを感じられたのが、綾瀬まるさん。 窪美澄さんの名前に惹かれて買った「あのころの、」というアンソロジーのなかで出会い、「この人、すごくない?!」と思い、 ...
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桜葉一樹「私の男」
随分前から、読まないまま本棚に眠っていた本。でも、今年春の大片づけのときに捨てようかどうか迷ったあと、「残したのだから、読もう」と意を決して開いた本。 でも、これが、良かった。 近親相姦の話という前情 ...
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羽田圭介「スクラップアンドビルド」
又吉さんと一緒に芥川賞を受賞した羽田圭介さんの「スクラップアンドビルド」を読んでみました。 本を読む前に、バラエティー番組で本人を見、「変わった人だなぁ」という先入観は抱いていましたが、作品は、その「 ...
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又吉直樹「火花」
芥川賞受賞作の中には、読み進めるのに苦労し、途中で挫折してしまうものも多いのですが(私の場合)、又吉さんのこの作品は、楽しく読める、しっかりと構成も立てられた作品でした。 内容は、売れない芸人である主 ...
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薬丸 岳「刑事のまなざし」
ドラマの原作 椎名桔平が主演しているドラマの原作。 ドラマは見損なってしまったので、本の方を手に取ってみる。 ドラマの番宣で、椎名桔平が演じているのが、30代後半なのにまだ新人の刑事で、変わった経 ...
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藤野 恵美「ハルさん」
娘の成長を見守る父親のほのぼのミステリー 殺人事件などは起こらない、ほのぼのミステリー。 娘が小さいうちに妻が亡くなり、ほぼ男で一つで娘を育てた人形作家が主人公。その主人公(ハルさん)が、娘の結婚 ...
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百田尚樹「永遠の0」
ベストセラーには訳がある 10日ほど前に本を読み終え、今日、映画を見てきました。 どちらも、それぞれ良かった! 原作も映画も両方いいというのは、なかなかないけれど、「永遠の0」の場合は、どちらもそれ ...