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伊与原 新『藍を継ぐ海』:直木賞受賞作
今年の直木賞を受賞した伊与原さんの『藍を継ぐ海』を読んだ。 伊与原さんの作品を読むのは初めてだったけれど、他の作品も読みたくなるくらい、はまった。 密度の濃い短編集 『藍を継ぐ海』は短編集。 連作 ...
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窪美澄「夜に星を放つ」
2022/10/14 直木賞
2022年前期直木賞受賞作。 5つの短編小説。 醸し出す空気感が好きだ 窪さんの本は連作短編集が多いような気がするけれど、これは完全に独立した5つの話。 だからちょっとバラバラ感があって、連作短編 ...
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馳 星周「少年と犬」
2020上半期の直木賞に選ばれた本。 6つの連作短編集。 硬派なしっかりとした読み応えの本 タイトルから、ほのぼのとした内容を期待して読み始めたのだけれど、最初のイメージとは大分違った。 なんとい ...
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芥川賞・直木賞・本屋大賞の違い:純文学とエンターテイメント小説の違い
「芥川賞に投稿するの?」はおかしい……の理由 「文学賞に投稿している」と言うと、よく言われるのが、「え? 芥川賞とか?」という言葉。 小説を書いている側の人間は、この質問のおかしさにすぐ気づくだろうけ ...
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朝井 リョウ「何者」
現役世代が語る就活のリアル 半年前の直木賞受賞作を読んだ。 作者の浅井リョウさんは、小説すばる新人賞でデビューしたとき、まだ現役の大学生だった。 その後、就活をしながらも、精力的に小説を発表し続け ...
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池井戸潤「下町ロケット」
やっぱりいいなぁ。直木賞受賞、納得。ザ・エンターテイメント! 「空飛ぶタイヤ」の方が、より社会性が強く、文学としては上の気もするけれど、「空飛ぶタイヤ」があくまで、マイナスがゼロに戻るまでの話だっ ...
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森絵都「風に舞いあがるビニールシート」
良かった。すごく良かった! 児童文学の色はまったくない この作品は直木賞を獲ったもので、一時期話題になっていたから気にはなっていたのだけれど、森さんは「児童文学作家」の印象が強く、前回読んだ「DI ...
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三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」
少し前(2006年)の直木賞受賞作。 最近三浦さんの名前もよく見かけるので、気になってはいたけれど、読んだのは初めて。 さりげないうまさ とてもしっかりとした世界観があって、世界にちゃんと浸れる作 ...
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角田光代 「対岸の彼女」
直木賞をとった角田さんの作品。 構成が面白い 「結婚して子供もいる女性と、シングルで起業家の女性、同世代の二人の生き方を書く作品」ということは知っていたけれど、その説明から想像する内容とは違った、 ...