Well Beingの実践

「本当に欲しいもの」は本当はすぐに手に入る

このサイトはもともと大学時代に立ち上げた。

当時はまだ自分のホームページなんて持っている人はほとんどいなくて、私も右も左も分からなかったから、一番最初は「香' Homepage」とかタイトルをつけていた😂

でもすぐリニューアルしたくなり、その時につけたのが「凪」というタイトルだった。

 

当時近くにいた人が、すごく生き急いでいる感じがして、「たまにはちょっと立ち止まろうよ」みたいな想いでつけたのだけれど、振り返って考えると、生き急いでいたのは私も一緒だったかもな💦

 「〇〇賞を獲るんだ!」「ベストセラー作家になる!」とか言って、休むことなく小説を書き続けていた。未来ばかり見て、過去をいつも否定し、「今」もどこかに置き去りになっていたな、と思う。

 

外的成功と内的成功

このサイトは2019年年末に大リニューアルしたのだけれど、それまでのトップページはこんな画像だった。

本当に私が必要としてたのは、現実世界での「成功」ではなく、もっと内的なものだったのかもな。

高校時代のノートにも「紫陽花が綺麗に咲いている。遠回りしてその道を通るような心の余裕を持っていたい」とか書いている。

逆に言えば、すぐにそれくらいの心の余裕もなくしちゃうような生活を長く送ってきたということだけど(笑)

 

本当に欲しいのは気分

人が本当に欲しいのは、「成功」でも「お金」でも「理想のパートナー」でもなく、気分。

特に何にもならないのに、流れていく雲をぼんやりと見つめ寛いでいられるような心の状態。

(↑ これは私の場合ね)

 

HAPPYさんはHTLなどでよく

感じる心がなければ、どんな成功を手に入れてもむなしいだけ。

一般的に見て”成功”と言われる状態にいるのに、自分はしあわせを感じられない。

だから、“この程度の成功じゃダメなんだ。もっとすごいものを手に入れなきゃ”と中毒者のように、さらなる成功を求めてしまう。

と言っていたけれど、本当にそうだなと思う。

 

これはでも逆に言えば、

「しあわせを感じるために必要な外的なものなんて何もない」

ということでもある。

 

しあわせは身体感覚

しあわせというのは、概念として捉えられやすいけれど、本当は感覚。

だから、その身体感覚を好きな時に作り出せるようになれば、人はいつでも「本当に欲しいもの」=「しあわせな気分」を手に入れられる。

 

しあわせだなぁと感じられたときがすぐに思い出せれば、そのときに感じた体の感覚を思い出してみる。

たとえば

胸やお腹の辺りに温かいものを感じたとか、
胸の辺りが広がる感覚があったとか、
体からいい感じに力が抜けていたとか、
自分の皮膚感覚がずいぶん遠くのものまで感じ取れるような気がした、とか。

 

うまくその感覚がつかめなかったら、次に「しあわせだなぁ」と感じたときに、体に意識を向けてみる。

たとえば温泉に浸かっているときとか、日向ぼっこしているときとか、美しい風景のなかにいるときとか。

そういうときの感覚は大抵「しあわせの感覚」。

(どんな環境でも、頭の中でごちゃごちゃ過去や未来について考えていたら、しあわせの感覚はつかめないけど)

 

外的成功の落とし穴

あと、逆に「今、自分はしあわせな状況にいる」と頭で感じているときに、自分の身体感覚を見てみるのもいいかも。

外的な成功を手に入れたときって、実はしあわせより、プレッシャーとか、義務感とか、縮こまるような感覚を覚えているときも多いように思うから。

 

そういうときは、さらなる成功を追い求めるより、ちょっと立ち止まって、本当に体の内側から温かいものが沸き起こってくるようなしあわせを探してみたほうがいい。

自分の内側にしあわせの感覚をいつでも湧かせられるようになれば、それだけで満ち足りるし、その満たされた心の状態が、外の環境もそれこそ“引き寄せ”てくるからね。

 

イマココ生にお薦め配信

HTLと違って、イマココの内容は外部には出しちゃいけないことになっているから、音声共有できないのが残念だけれど、イマココ生には、配信のこの部分がお薦め、ということだけ書いておくね。

しあわせの感覚になれる瞑想》

1.第2クール DAY2朝 30:06-37:20
2.第2クール DAY2夜 part2全部

「1」はしあわせの体感を作り出し、感情が乗らなくても“しあわせだなぁ””気持ちいいなぁ”“ありがたいなぁ““嬉しいなぁ”と口にしてみるというもの。

「2」は「生きていて良かったなぁ。なぜなら、色々なことを体験できるから。生まれてきて良かったなぁ。なぜなら、色々なことを味わえるから」と、今ここに生きているありがたさを味わう瞑想。

イマココ生以外も、好きな音楽を掛けて、ちょっとこの言葉をつぶやいたりして、体感を味わってみて欲しい。

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