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映画「フリーダ」
2003/12/29 映画レビュー
メキシコの女性画家フリーダの人生を描く作品。 18歳の時、事故で大けがをし、それをきっかけに絵に没頭し始めるが、有名な画家のディエゴと結婚後は、彼の浮気性と、事故の後遺症、流産に苦しむ。しかしその生活 ...
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小川洋子「アンネ・フランクの記憶」
2003/12/27 小説以外
芥川賞作家である小川洋子さんが、自分の物書きとしての原点である「アンネ・フランク」の思い出の地を訪ねる紀行文。 目指している作家のひとり 私は「一番好きな作家」を聞かれると一人に絞れなくて迷うのだけれ ...
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映画「女はみんな生きている」
2003/12/27 映画レビュー
あらすじ 朝食作って、亭主起こして、息子の世話焼いて、会社に行って、また夕食作って、あたりまえの生活を繰り返している平凡な主婦エレーヌ。ある夜、夫とパーティーに向かう途中で、怪しい男達に追われ、逃げて ...
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島本理生「シルエット」
群像新人賞を獲った中編「シルエット」と、「植物たちの呼吸」「ヨル」の二つの掌編小説を合わせた作品集。 世代間ギャップ 正直私には、いいのか悪いのかよく分からなかった。ただ、こういうのを好きな人もい ...
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「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」
2003/12/17 映画レビュー
正直、なんだか不思議な作品だった。 壮大なスケールなのに、どこかとても偽物っぽく、安っぽい。どこまでが意図されたジョークなのか判断に苦しむ部分があった。 ストーリーは至って単純なので、それが分からない ...
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「人体の不思議展」
2003/12/13 美術などレビュー
プラトミックという最新技術により、匂いも腐敗もなく半永久的に常温で保存できるようになった人体の標本の展示会。 人の体のすごさに感動する 基本的に私は、人が怪我をしたという話や、手術を受けた話を聞く ...
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オムニバス映画「Jam Films」
北村龍平・篠原哲雄・飯田譲治・岩井俊二・望月六郎・行定勲・堤幸彦の7監督が撮った短いフィルムを集めた作品集。 いいものを見たと思った。 すべてを気に入ったわけではないけれど、刺激的であり、表現というも ...
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「才能」はない。個性がある。
2003/12/2
芸術活動などしていると、「才能がある」とか「才能がない」とか、結構簡単に言う人に時々出会う。 それは、「自分はダメだ」という言い訳としてだったり、逆に自分を奮い立たせるための手段だったり……。 で ...
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吉本ばなな「デッド・エンドの思い出」
2003/12/1 小説レビュー
人の心の中には どれだけの宝物が 眠っているのだろうか-。つらくて、切なくても、 時の流れの中で 生き生きと輝いてくる 一瞬を鮮やかに描いた 5つのラブストーリー。 きちんとしあわせを書こうとする ...