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遊部 香
小説家・脚本家/「凪」サイトを大学時代の1997年に立ち上げ、2019年12月に大リニューアルし、また記事を書き始めました/詳しいプロフィールはこちら
2005/3/27 小説レビュー
最近、江國さんの本、結構読む。 この作品は、まったくもてない三十過ぎの兄弟の話。 「あぁ、なるほど、これはもてないだろう」と説得力のある男二人が主人公。 「女なんていらない」と言いながらも、やはり ...
2005/3/23 映画レビュー
この映画の感想を述べるのは難しい。 アンバランス 部分部分とか、描き出したかったテーマのようなものは、すっごく良かったのだけれど、「あらすじ」では良かったものが「ストーリー」になるとこけてしまった ...
2005/3/22 美術などレビュー
今日は久しぶりにギャラリーへ行った。 上記個展は、京橋のINAXギャラリーで3月1日~29日行われている。 ギャラリーに行くときは大抵、「ぴあ」に出ている小さな写真と説明文だけを頼りに行く。同じ作家の ...
瀬尾さんは本当に才能があると思う。 一見軽やかな奥に存在している文学的テーマ 表面的にはさらっとしていて、楽しく、すらすら読めてしまう。文章も内容も分かりやすい。 でも、「なるほど、なるほど」「へ ...
2005/3/20
3月はなぜか小説の締め切りが多い。 もちろん私の「締め切り」はただ単に「賞」の締め切りであって、依頼された「仕事」の締め切りではないから、間に合わなくても誰にも迷惑はかからないのだけれど、書いたからに ...
1年半ぶりの新刊というが、本当に本多さんは書く量が少ない。 多分、働きながら書いている人なのだろうな。 出せばかなり売れるだろうし、ということは依頼も多いだろうけれど、それでもこのペースを守っていると ...
基本的に単行本は嫌いなので、「文庫本が出たら買おう」と思い、図書館で予約して読んだ。 でも、数ページ読んで後悔した。 「あー、待ってないで買えば良かった!」と。数ページで分かるぐらい、久々に出会えた、 ...
小川洋子さんの作品を年末から一月初めにかけて3冊読み直した。 「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」初期の頃の作品。 きっかけは「薬指の標本」がフランス映画になると聞いたこと。 自分にとって ...
2005/2/14 小説レビュー
「王国1」「王国2」と続けて読んだ。 思想を語るように 最近のばななさんは、とぎすまされてきた感じ。 無駄なものをどんどんそぎ落として、本当に伝えたいことだけストレートに書いているなっていう感じが ...
吉田修一「パレード」を読んだ。 今まで、芥川賞を獲った「パーク・ライフ」しか読んだことがなかったので、これが二作目。 吉田修一にはまる 「パーク・ライフ」を読んだときは、「なんでこれが芥川賞なんだ ...
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