小説家・脚本家/「凪」サイトを大学時代の1997年に立ち上げ、2019年12月に大リニューアルし、また記事を書き始めました/詳しいプロフィールはこちら

本多孝好

本多孝好「Fine Days」

一年以上前、知り合いに本多孝好という名前を聞いた。 「結構上手いよ。書いていく上で参考になる作品だと思う」というように紹介された気がする。それからなんとなく気になっていたものの、手に取る機会もなく、す ...

邦画

河瀬直美監督「沙羅双樹」

一月ぐらい前に見た映画だけれど、来週ぐらいで公開が終わりだと新聞に出ていたので、その前にとりあえず書こうかと。 監督の河瀬直美さんは、『萌の朱雀』(1997)で、カンヌ映画祭新人賞(カメラドール)を史 ...

野中柊 エッセイ

野中柊「テレフォン・セラピー」

2003/9/5    

最近一番良かった本は?と聞かれたら、この本を真っ先に挙げる。 小説は好きだけれど、エッセイはほとんど読まない私にしては珍しく手に取ったエッセイ集。 柊さんの「草原の輝き」という小説は人に薦めるほど大好 ...

慶良間 阿嘉島で感じた「待つこと」

2003/9/2  

8月の終わりに沖縄県の慶良間諸島の中の阿嘉島へ行って来た。 ダイビングをするようになってから、島へ行く機会が増えた気がする。そして都会とは全く違う島の空気や生活のリズムを感じることも、旅の楽しみになっ ...

芸術に関する考察

文章の力

2003/9/2  

文才があるとかないとかにかかわらず、文章には力がある。 そしてそれは人に対しても発揮されるし、自分自身に対しても働きかける。プラスの働きかけもあれば、マイナスの働きかけもある。   今日テレビで、「積 ...

日記的なもの

花火:しあわせな場所に辿り着いた選択の数々

2002/7/25  

職業訓練校の同じクラスの人達と足立の花火を見に行った。 前日にわざわざ席をとっておいてくれた人達のおかげで、真っ正面の最前列で見ることができて、とてもよい経験だった。 前の方の席だと、火薬の破片(?) ...

その他 純文学

辻仁成「白仏」

2002/6/30    ,

辻仁成の作品は不思議にとても上手いものと、とても下手なものがあるような気がする。 段々上手くなっていくとか段々下手になってくるとかではなくて、かなりばらつきがあるのではないかと思う。 この作品は上手い ...

芸術に関する考察

明月院・東慶寺の紫陽花と二次元から抜け出すこと

2002/6/16  

紫陽花の季節になると、私はいつも明月院に行く。紫陽花は私の一番好きな花だ。色合いも好きだし、たくさんの花がバランスを取って寄り添っている姿も好きだ。   空間や空気感を感じること 最近、パソコンに向か ...

洋画(米)

映画「アイ・アム・サム」

2002/6/6    

気の合う友人と三人で映画に行った。そして映画を見て考えたことと、その後、三人で話したことがなんとなく重なった気がしたので、ちょっと書きたくなった。   父と娘の愛情がいい 映画のテーマは、家族の愛につ ...

芸術に関する考察

平安隆ライブ

2002/6/5  

友達の誘いで、沖縄民謡のライブに行った。ライブと言っても、小さな沖縄料理屋で行われたものだけれど。 平安さんという人は知らなかったけれど、沖縄関係の有名な歌手やグループの仕事などもしているようだし、歌 ...

© 2024 凪 Powered by AFFINGER5