レビュー

その他 エンタメ

柳広司「ジョーカー・ゲーム」

「ダブル・ジョーカー」が去年の「このミステリーがすごい」第2位になったらしいが(第1位は、東野さんの「新参者」)、この「ジョーカー・ゲーム」は、その前編。 柳さんの作品を読むのは今回が初めてだったのだ ...

東野圭吾

東野圭吾「さまよう刃」

東野さんの作品は、外れがないし、作品数も多いし、ということで、しばしば読んでしまう。 「さまよう刃」は以前から気になっていたのだけれど、何度も手にとっては、本屋の棚に戻していたため、「これ、読んだっけ ...

吉田修一

吉田修一「悪人」

久しぶりに吉田修一を読んだ。 吉田さんは、上手く純文学とエンターテイメントを融合させている作家のひとりだと思う。 正直、芥川賞受賞作の「パーク・ライフ」を読んだときは、もう二度とこの人の本は読まないだ ...

その他ミステリー

湊かなえ「告白」

1年ほど前に話題になり、今もベストセラーであり続ける本「告白」を、遅ればせながら読んだ。   小説推理新人賞受賞作+5作品 6つの短編集だけれど、それぞれの短編はつながっていて、全部で一つの作品になっ ...

芸術に関する考察

2か月ちょっとで3作

2009/12/1  

9月の5連休から急にやる気になり始め、それから11月末までに、3つの小説を書いた。約50枚・80枚・90枚と。 専業主婦時代よりもすごいペースかもしれない。我ながらよく頑張った。   広義のミステリー ...

本多孝好

本多孝好「MOMENT」

久しぶりに本多さんの「MISSING」と「MOMENT」を読み直す。 本多さんの短編はいい 最近、長編も書いているけれど、初期のころの作品はほとんど短編。 長編もいいけれど、本多さんの良さはやっぱりこ ...

美術

エミール・ガレ展

2009/11/16    

昨日は笠間に行ったついでに、茨城県陶芸美術館を見た。 「エミール・ガレ展」開催中。   確固たる世界観 こういう確固たる世界観をもった作品は、美術、文芸、映像問わず、いいなぁ、と思う。   ガレははじ ...

芸術に関する考察

純文学とエンターテイメント小説の違い

2009/11/3  

純文とエンタメの境がなくなって来ているといわれて久しい。   純文の人、エンタメの人 でもやっぱり、純文学系の雑誌とエンタメ系の雑誌というのがあって、それぞれの雑誌の主催する賞を獲り、デビューすると、 ...

洋画(米)

映画「あの日、欲望の大地で」

2009/11/1    

「バベル」などの脚本を書いた人が初監督した作品ということで見てきた。   難解な「芸術作品」 「バベル」もよく分からなかったけれど、こちらの映画も、「上質な芸術作品」ではあるけれど、ちょっと難解だった ...

洋画(米)

映画「わたしの中のあなた」

2009/10/24    

気になっていた映画を見てきた。   白血病の姉に臓器提供するために作られた妹 白血病にかかった姉と、姉に臓器提供するために作られた妹。 そして、娘をどうにか救おうと弁護士の仕事もやめ、人生のすべてを捧 ...

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