レビュー

瀬尾まいこ

瀬尾まいこ「図書館の神様」

2004/9/5    

今日読み終わったばかりの本を一冊紹介。 瀬尾さんの本を読むのは二回目。以前は「卵の緒」を読んだ。 どちらも爽やかだけれど、本当は爽やかなだけではない「青春」を描いていて、いい作品だ。   読みやすさと ...

嶽本野ばら

嶽本野ばら「カフェ小品集」

2004/9/5    

野ばらさんの作品は相変わらず素晴らしい! 最近、常に野ばら本を持ち歩かないと気がすまないぐらい好き。 この作品を読むまでは「下妻物語」を読んでいて、それはそれでとても良かったのだけれど、その後に「カフ ...

邦画

映画「下妻物語」

2004/7/21    

野ばらファンのくせに観るの遅いのですが……やっと観てきました。 いやぁ、良かったですっ! 映像の切り替えの上手さ、わざとコントラストを高くしたエネルギッシュな映像、くすっと笑える部分のちりばめ方の巧妙 ...

ノンフィクション

水谷修『夜回り先生』

2004/7/20    

定時校教師である水谷さんが書いた本。 水谷さんは学校の授業が終わった後、繁華街などに繰り出し、夜の町を徘徊する子供たちを昼の世界に戻そうと頑張っている人で、本には、水谷さんの体験した具体的な出来事が2 ...

アジア映画

映画「ブラザーフッド」

2004/7/7    

深みのある映画だった。 叙事・叙情のどちらも 戦争のリアルで激しい描写を味わいたいという人も、微妙な心の動きを味わい感動したいという人もどちらも満足できるであろう作品。 私自身はあまりアクション系の映 ...

洋画(欧)

映画「真珠の耳飾りの少女」

2004/7/4    ,

ずっと見たかった映画をようやく見に行けました。 良かった! 監督、本当にフェルメールの絵が好きなのだろうなぁ。一つ一つのシーンが、フェルメールの描き出している世界の色合いや光のまわりぐあいとマッチして ...

嶽本野ばら

嶽本野ばら「ミシン」

2004/6/17    ,

やっぱり野ばらさんの作品は染みてくるなぁ。もう大好き。はまりまくっています。 この本は「ミシン」と「世界の終わりという名の雑貨店」の二作が収録されているのだけれど、「世界の終わりという名の雑貨店」がい ...

小説の書き方本

河野多恵子「小説の秘密をめぐる十二章」

2004/6/10  

実践重視の「小説の書き方」系の本を以前何冊も読んだ。 そこから得たものももちろんあったけれど、今はもうそういう段階に自分はいないという自負があるので(逆に、今は型にはまるということの方がすごく怖い)、 ...

洋画(米)

ティム・バートン「ビッグ・フィッシュ」

2004/6/6    ,

ティム・バートンの最新作「ビッグ・フィッシュ」を見に行った。 ティム・バートンは「シザーハンズ」などを作った監督。少し幻想的で、人の心をあたたかくする作品を作る。「シザーハンズ」も大好きな映画だ。 大 ...

嶽本野ばら

嶽本野ばら「エミリー」

2004/6/5    ,

作家のキャラクターから入る 野ばらさんは今公開されている映画「下妻物語」の原作者なので、それで知った人も多いかもしれない。 でも私は「踊る!さんま御殿!!」で知った(笑) おじさんなのにゴシックロリー ...

© 2024 凪 Powered by AFFINGER5