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窪美澄「夜に星を放つ」
2022/10/14 直木賞
2022年前期直木賞受賞作。 5つの短編小説。 醸し出す空気感が好きだ 窪さんの本は連作短編集が多いような気がするけれど、これは完全に独立した5つの話。 だからちょっとバラバラ感があって、連作短編 ...
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高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」
2022年前半の第167回芥川賞受賞作。 芥川賞受賞作の半分くらいは、文体から読みづらかったり、特異な世界観に入っていけなかったりで、途中で挫折する💦 それに比べると、この本はとても読 ...
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馳 星周「少年と犬」
2020上半期の直木賞に選ばれた本。 6つの連作短編集。 硬派なしっかりとした読み応えの本 タイトルから、ほのぼのとした内容を期待して読み始めたのだけれど、最初のイメージとは大分違った。 なんとい ...
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小野寺史宜「ひと」
2022/9/12 小説レビュー
2019年「本屋大賞」で2位になった作品らしい。 いっとき本屋でポップつきで平積みされているのをよく見かけたのだけれど、今更ながら読んでみた。 感想は難しい 感想は……難しいなぁ。 悪くはない ...
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歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」
推理小説系の賞を総なめにした本 wikipedeiaによると 第57回日本推理作家協会賞受賞 第4回本格ミステリ大賞受賞 このミステリーがすごい! 2004年版第1位 本格ミステリベスト10 2004 ...
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砥上裕將『線は、僕を描く』
Amazonさんにお薦めされ、何気なくkindleでサンプルを読み始めたら、先が気になってしまい、読み始めた本。 第59回メフィスト賞を受賞し、「王様のブランチ」に取り上げられて話題になり、本屋大賞に ...
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町田そのこ『うつくしが丘の不幸の家』
2022/7/8 小説レビュー
町田そのこさんの作品は二冊目。 以前、本屋大賞を獲った『52ヘルツのクジラたち』を読んで以来。 ★町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』の感想はこちら★ 連作短編 『52ヘルツのクジラたち」は長編だ ...
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凪良ゆう『神様のビオトープ』
2022/6/11 小説レビュー
凪良さんの作品4冊目。 あいだに一冊他の作家の本を読んだけれど、それ以外すっかり凪良さんづいている。 切ない この本は、一番切ない。 『流浪の月』も結構切ないけれど、それでも二人の世界は絶対で、 ...
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凪良ゆう『すみれ荘 ファミリア』
2022/6/4 小説レビュー
凪良さんの本、3冊目。 タイトルと表紙の雰囲気から、ほのぼのとした世界を期待していたのだけれど、意外とダークな面も多い作品だった。 でも、凪良さんらしさは作品全体に感じられ、これも良い本だった。 ...
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凪良ゆう『わたしの美しい庭』
2022/5/12 小説レビュー
『流浪の月』以来、凪良ゆうさんにはまっている。2冊読み終わり、今さらに2冊同時並行で読んでいる。(kindleと紙の本と) この『わたしの美しい庭』は2冊目に読んだ本。愛する人の死とか愛する人との別れ ...