レビュー

遊部香が触れた 小説・映画・美術 についての感想。

映画(は行)

『牧師といのちの崖』:人は人を救えるか?

和歌山県の自殺名所のそばで教会の牧師をされている藤藪さんという方と、その方が行っている自殺志願者の支援活動についてのドキュメンタリー。   色々考えさせられた。 まさかのラストに心がついていかないうちに明かりが […]

芸術に関する考察

芥川賞・直木賞・本屋大賞の違い:純文学とエンターテイメント小説の違い

「芥川賞に投稿するの?」はおかしい……の理由 「文学賞に投稿している」と言うと、よく言われるのが、「え? 芥川賞とか?」という言葉。 小説を書いている側の人間は、この質問のおかしさにすぐ気づくだろうけれど、多分、世の中の […]

その他 純文学

宮下奈都「羊と鋼の森」:ピアノ調律師の仕事

遅ればせながら、「羊と鋼の森」を読みました。 話題になった本なので気になっていたのですが、2016年の本屋大賞受賞作だったのですね。 私は2017年本屋大賞受賞作の「蜜蜂と遠雷」から読んでしまいましたが、「蜜蜂と遠雷」を […]

その他 エンタメ

恩田陸『蜜蜂と遠雷』

今年の本屋大賞を受賞した恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』を読んだ。 先に本屋大賞第2位(森絵都さんの『みかづき』)を読み、「これが2位なんて!(1位じゃないの?!)」と思ったのだけれど、『蜜蜂と遠雷』を読んで、納得。 『みかづ […]

森絵都

森絵都「みかづき」

久しぶりに小説の感想をアップ。 森絵都さんの作品は以前から好きなのだけれど、この作品も衝撃的に良かった。 「登場人物が本当にいるよう」とか「生きて思考しているよう」なんて生易しいものではなくて、登場人物が森さんに憑依して […]

その他ミステリー

宮部みゆき「火車」

すごーく前、伊豆文学賞をもらったときに副賞としてもらった「新潮の100冊」のなかに入っていて、なんか捨てられずにいた本を今更ながら読んでみた。 宮部みゆきは(って、なんで宮部さんだけ、呼び捨てなんだろう。メジャーになりす […]

その他 エンタメ

桜木紫乃「蛇行する月」

桜木さんは、「ホテルローヤル」が直木賞を受賞したとき、ちょっと読んでみたのだけれど、図書館で借りてしまったので、期限に間に合わず、やむなく途中で返却……。 ただ悪い印象はなかったので、改めて読んでみたら、これは、かなり良 […]