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小川洋子「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」
小川洋子さんの作品を年末から一月初めにかけて3冊読み直した。 「薬指の標本」「冷めない紅茶」「完璧な病室」初期の頃の作品。 きっかけは「薬指の標本」がフランス映画になると聞いたこと。 自分にとって ...
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吉田修一「パレード」
吉田修一「パレード」を読んだ。 今まで、芥川賞を獲った「パーク・ライフ」しか読んだことがなかったので、これが二作目。 吉田修一にはまる 「パーク・ライフ」を読んだときは、「なんでこれが芥川賞なんだ ...
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映画「ファインディング・ニモ」
2005/2/12
8日に見てきた。本当はもっと早く見に行きたかったのだけれど、「まだしばらくやっているだろう」と思っているうちに、気づいたら相当出遅れた……。 近くの映画館から大きなポスターが外され、「これはまずい!」 ...
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片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」
ここまで話題になった本なら読んでおいても良いのではと思い、図書館で予約してみた。そして数ヶ月かけてようやく手元に届いた。 という経緯があるため、片山さんの作品では「空のレンズ」の方が先に順番が回っ ...
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映画「マグダレンの祈り」
2005/2/3 映画レビュー
アイルランドに実際にあったマグダレン修道院の実体を描いた映画。 非常に古い考え方に基づいた施設 もともとは貧しい娼婦を保護する施設として作られたその修道院は、実際には、未婚の母や、親戚にレイプされ ...
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映画「化粧師」
2005/2/3 映画レビュー
3年くらい前の映画だけれど、「化粧師」を見た。 映像が美しい 大正時代の日本を舞台に、椎名桔平の演じる「化粧師(けわいし)」が様々な女性と出会い、化粧を施していくという映画だけれど、映像が美しい。 ...
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乃南アサ「晩鐘」
「風紋」の続編。 「風紋」から7,8年経ち、登場人物も7歳年を取っている。多分、「風紋」を書いた時点では「晩鐘」を書く予定はなかったのだろうな。 私も「風紋」の感想で、読み終わったあとも登場人物のこと ...
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映画「ジョゼと虎と魚たち」
2005/1/31 映画レビュー
短編を膨らませた映画はいい 田辺聖子さんの同名の小説の映画化ということで、本を読んでからこのレビューも書こうと思ったのだけれど、近場に売っていなくて、まだ読めていない。 ただ、映画館の中に見本として置 ...
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映画「デブラ・ウィンガーを探して」
2005/1/31 映画レビュー
正直、インタビューをつなげただけの作品なんてつまらないだろうなと大して期待していなかったのだけれど、これは良かった! まぁ、男の人がこれを見て楽しめるのかは分からないけれど。 先輩女優・同世代女優 ...