8枚目は「私が決める」
HTLとは……
『引き寄せの法則』で有名なエイブラハムの教えを分かりやすく解説したブログ「世界は自分が創る」でインフルエンサー的存在となったHappyさんの主宰する「Happy理論研究所」の略です。
私は2019年12月から1期生として参加し、2020年2月の卒業式の前に2か月間で学んだことを「日めくりカレンダー」という形でまとめました(卒業式はあったものの、その後メンバーを増やし、HTLは続いています)。
すでにそれから1年が経っていますが、1期の頃の自分の心の状態がとても良かったので、当時の振り返りの意味で、日めくりカレンダー関係の記事を書いています。
Happyさんの言葉の解説でもありますが、Happyさんの発信の大本にはエイブラハムの教えがあるので、エイブラハム本の解説の延長線上の記事としても活用いただけたら幸いです。
力強く生きるために最低限必要なこと
「私が決める」は、簡単な言葉なのだけれど、この言葉の意味するところはかなり大きく、説明しづらい。
この世の中には色々な価値観があり、色々なことを言う人がいる。
強く「こうだ」と断定する発信者がいると、ついそれに乗りがち。
でも、自分で選択したわけではなく、ただ「〇〇さんが言っていたから」とその言葉に乗っていては、自分の人生は創造できない。
私はエイブラハムとかHappyさんの発信を非常に参考にしているけれど、盲信はしないようにしたいと思っている。
「ここはいいけれど、ここは同意できない」という部分があったとき、その自分の感覚は大切にしたい。
結局「自分で決める」というのは、そういうこと。
人の意見を参考にする。いいと思ったことは取り入れる。
でも、あくまで「いいと思い、取り入れたのは私」という感覚をきちんと持っておく。
その「決めたのは私」という感覚をきちんと持っていると、
「〇〇さんの言うとおりにしたのに、うまくいかないじゃない」と、人に不満を感じることはない。
ふわふわスピリチュアル
現実から逃げるようにスピリチュアルな話にのめり込む人のことを「ふわふわスピリチュアル」というらしい。
この言葉を私は知らなかったけれど、以前から私は、スピリチュアル好きな人がちょっと苦手だった。
(私自身は、「エイブラハムの教えは哲学だから」という理屈で、スピリチュアルな人間ではないと定義。今もそう思ってる(笑))
確かに考えてみると、私の苦手なスピリチュアル好きな人は、「現実がうまくいっていないから、そこから目をそらすためにスピリチュアルの勉強をする」人だった。
そういう人は、自分の意見がなく、「〇〇さんがそう言っていたから」と語り、その通りにすれば、自分の人生は必ずうまくいくと信じようとして、でも信じ切れず、現実を変えられなくて、あがいていた。
(さらに厄介なタイプの人は、「自分がうまくいかないのは、〇〇さんが間違ったことを教えたから(〇〇さんが丁寧に面倒をみてくれなかったから)」みたいに難癖をつける)
でも自分も似たようなものだったかもしれないな、と思う。
私の場合は、「〇〇さん」というカウンセラーとかコンサルタントではなく、色々な本を読んでは、その著名人がそう言っていたから、これは正しいんだ、と盲信した。専門家が間違ったこと言う訳ないじゃん、と(笑)
旦那にも言われていたな。「君は権力に弱いというより、権威に弱い」……確かに。
今もやっぱり専門家の意見は鵜呑みにしやすい。
(最近は、ポリウレタンマスクの飛沫防止効果は10%以下で、やっている意味がないみたいな記事を読んで信じかけた……。でも、他の記事を読んだら、そこでは50%くらいの数字になっていて、「結局どれもまだ信じられる数字じゃないな」と思った)
と、最近は情報を入れるとき、「本当かな?」「信じて、自分の世界に受け入れてもいい考え方かな?」とワンクッション置くようには心がけている。
自分の思考が自分の世界を創ると信じている今は、取り入れる情報って、食べるものと同じくらい大事。
害のある情報は、害のある食品添加物などより、人に大きなダメージを与えられたりするからね。
力強い人は、力強い自分の意見を持っている

以前読んだ長友選手の本に、
「正解を選択しようとするより、自分の選択した道を正解にしていくことをいつも考えている」
という言葉があって、格好いいなぁと思った。
力強く人生を切り開いて言っているように見える人とか、力強い発信をしている人は、「自分が選んだことが正解」という意識をちゃんと持っている。
そして、「自分が選択したことが正解」の後ろには、「すべてのことは、自分が選択している」という事実がある。
この「自分が決める」という力強い意識が、人に信頼感だとか、エネルギーを感じさせる。
そして実際、この「決める」パワーが、自分の人生も切り拓く。
いつまでも、「〇〇さんが言っているから」と、「自分の人生の選択」、自分の人生につながる「思考の選択」を人に任せるのはやめよう。
学校の勉強と違って、生き方には正解はない。世の中は正解がないことであふれている。
だからこそ、「正解を探そう」という意識を捨て、
「自分で決める。そしてそれを正解にする」と決めた人は、本当に強い。