7枚目は「望むパワーを思い出す」
HTLとは……
『引き寄せの法則』で有名なエイブラハムの教えを分かりやすく解説したブログ「世界は自分が創る」でインフルエンサー的存在となったHappyさんの主宰する「Happy理論研究所」の略です。
私は2019年12月から1期生として参加し、2020年2月の卒業式の前に2か月間で学んだことを「日めくりカレンダー」という形でまとめました(卒業式はあったものの、その後メンバーを増やし、HTLは続いています)。
すでにそれから1年が経っていますが、1期の頃の自分の心の状態がとても良かったので、当時の振り返りの意味で、日めくりカレンダー関係の記事を書いています。
Happyさんの言葉の解説でもありますが、Happyさんの発信の大本にはエイブラハムの教えがあるので、エイブラハム本の解説の延長線上の記事としても活用いただけたら幸いです。
望んでも「引き寄せられない」理由
HTLの一番のテーマは、
頭の中の否定的な声=エゴキンマン=抵抗の力を弱め、
本来私たちに流れている
宇宙エネルギー=ソースエネルギーを使えるように、
「元に戻す」ということ。
エゴキンマンの力が強く、思考がものすごくマイナスに傾き、「自分なんて何をやってもダメだから」という状態になっているときには、
「イメージしたものが叶うから、できるだけ具体的にイメージして!」
みたいな、「ザ・シークレット」的なことをしても、うまくいかない。
「引き寄せの法則なんて嘘。全然叶わない」と言っている人は、大体この状態にいる。
なぜなら、引き寄せるのは「イメージや思考の内容」ではなく、「そのとき感じている気分」だから。
マイナス思考が強い状態では、「お金持ちになる」「仕事で大成功する」などとイメージしても、心のなかでは「どうせ無理だよ」と思い、夢を思い描いているようで、逆に気分が悪くなっている。
だから、叶わない。
望んでも、それがとても叶うと思えないとき
そういう状態のときは、まずは頭の中の否定的な声を弱め、自分自身の心を元気にすることが最優先事項。
そのために、自分を甘やかす。頭の中で。
なにをしていてもOK。していなくてもOK。存在しているだけで最高。と。
心から思えなくても、「私は世界基準!」とひたすら唱えたりする。
体まで疲れているなら、良く寝て、無理しない。
そして、望みを考えれば考えるほど気分が悪くなるようなときは、「望まない」!
なぜなら、気分が悪くなることは考えても逆効果だから。
でも、すごく大きな夢みたいなことは望むと気分が悪くなるかもしれないけれど、「あ、おやつに〇〇のケーキを食べたいな」とか「今晩は新しい入浴剤を試してみたいな」みたいな軽い望みなら、自力で叶えられるし、望んでも気分が悪くならないはず。
だから、そんな小さな望みを考えたり、
大きな夢が叶う「未来」に意識を飛ばすのではなく、「今」にもっと集中してみる。
今あるものに意識を向け、「意外と恵まれているな」と思ったり、「あ、今食べているこれ、おいしい」と感じたりする。
そうすると、ちょっとずつ心は元気になる。
元気になると、ちょっとずつ大きな望みも湧くようになる。大きな望みについて考えても、気分が悪くならなくなる。
そうなったら、大きな夢も楽しく思い描いてみる。
そういう順番が大事。
そして、自分が今どういう段階にいるか、正確に分かるのは自分だけ。
だから、普段から自分の心の動きや、心の元気さにはしっかり目を向けておくといいね。

攻撃は最大の防御
そして、「望む」というのは、やはりパワーがいることだから、望める状態=パワーがある状態=自分にはパワーがあると信じられる状態。
自分の心を弱らせてくるエゴキンマンは、「お前には価値がない」「お前には力がない」とつっこみを入れてくる。
そんなエゴキンマンが嫌うのが、「自分にはパワーがあるという意識で発せられる望み」
だから、大きな夢でも望むことに遠慮なんかせず、どんどん望んだらいい。
そうやって、望むことが一種の「攻撃」になり、エゴキンマンから自分を守る「防御」にもなるのだ。
というのが「望むパワーを思い出す」という言葉に託した意味なのだけれど、ちょっと分かりにくいかも(^^;)
でも上に書いた「大きな望みを考えて気分が悪くなるときは、やめたほうがいいよ」「そういうときは、小さな望みを考えたり、“今”や“あるもの”に集中しようね」というのは、すぐに実践できることなので、是非、やってみて欲しい。
私も、いまだに半年以上先のこととか、大きな理想を思い描くと、たまに重たく感じられる。
そういうときは、もっと足元に集中するようにしている。
そうすると、気分の良さが戻る。
参考にしてみてくれたら嬉しいです♪